第3回お庭の生きもの調査(2012年度)報告
里山や公園などの大きなみどりだけが、生きものたちの暮らしを支えているわけではありません。

「NPO法人生態教育センター」では、2010年度から他のNPOや環境省・企業などと恊働して、皆様のお宅のお庭にはどのような生きものがいるのかを調べる「お庭の生きもの調査」を実施しております。
2012年度に実施した「第3回調査」は、以下のような結果となりました。


● 第3回お庭の生きもの調査 概要

▽ 調査期間:

平成24年5月1日〜8月31日

▽ 調査参加者:

99庭 (調査参加者数:942名)

▽ 調査報告件数:

のべ 1,460件

▽ 参加者居住地:

北海道石狩市から、沖縄県中城村までの全47都道府県

▽ 参加者年齢層:

未就学児童を含む家族から、80歳代の方まで


2012年度調査で確認された生きものは、217種(昆虫類:171種、鳥類:20種、両生類:7種、は虫類:5種、ほ乳類:3種、その他:11種)になり、2010年度からの総数では、674種にのぼります。2010・2012年度調査とほぼ同じように、アリの仲間は100%、クモの巣も100%、スズメは89%の庭で見つかり、カエルの仲間も43%の庭に棲んでいる……など、市街地の生物多様性における「お庭」の大切さが、少しずつですが浮き彫りになってきました。


第3回お庭の生きもの調査(2012 年度)報告書ダウンロード


ご協力ありがとうございました。
引き続き、第4回調査(2013年度)へのご参加も
よろしくお願いいたします。



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