2015年度調査で確認された生きものは、395 種(昆虫類:318 種、鳥類: 22 種、両生類:5 種、は虫類:5 種、ほ乳類:3 種、その他:42 種)になり、2010 年度からの総数では、858 種にのぼります。東京都市大学のご協力によるデータ解析では、農地が隣接していると全体の種数が増え、庭の緑が多く、近くに雑木林があると鳥類の種数が増加する......など、周辺の生息地から拡散しようとする生きものにとって、点在して隙間を埋める生息地として、市街地の生物多様性における「お庭」の大切さが、少しずつですが浮き彫りになってきました。
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