2019年度調査で確認された生きものは、272種(昆虫類:211種、鳥類:18種、両生
類:5種、は虫類: 5種、ほ乳類:6種、その他:50種)になり、2010年度からの総数
では、1,286種にのぼります。東京都市大学のご協力によるデータ解析では、農地が
接していると全体の種数が増え、庭の緑が多く、近くに雑木林があると鳥類の種数が
増加する......など、周辺の生息地から拡散しようとする生きものにとって、点在し隙
間を埋める生息地として、市街地の生物多様性における「お庭」の大切さが、少しず
つですが浮き彫りになってきました。
|